8月26日毎日新聞のコラム「風知草」は、 小泉純一郎の「原発ゼロ」の見出し。
かつては、政策的には弱い者いじめだが、「自民党をぶっ壊す」とのフレーズが受けた時代。
自民党の圧勝に対し、マスコミは、「政策」より「理念」の勝利などと書いていた。
「風知草」には、その小泉さんが 「脱原発 行って納得 見て確信」と。
今月中旬に 脱原発のドイツと原発推進のフィンランドを視察した小泉氏の感想として、コラムの山田孝男さんが感想を聞いている。
ーどう見ましたか?−
「10万年後だよ。300年後に考える、見直すっていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合そもそも捨て場がない。原発ゼロしかないよ」
ー今すぐ原発ゼロは暴論と言う声が優勢ですがー
「逆だよ逆。今ゼロと言う方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しい。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃあできる」
小泉元首相の「脱原発」の立場が本物なら心強い。
ぜひ、小泉さんには、赤旗記者の取材にも応じてもらいたいし、
金曜日の首相官邸前行動で「脱原発に自民も野党もない」とのスピーチを期待したい。