豊明市「地方税滞納整理機構」参加を見送り

2013年10月30日 07時18分00秒 by

愛知県内全54自治体に介護・福祉・医療などの充実を求めるキャラバンが、10月25日、西尾市長への要望に西尾市役所へ来訪。
県社会保障推進協議会、愛労連、自治労連、新婦人などでつくる実行委員会が取り組んでいます。

 キャラバンは1980年から実施し今回が34回目。今年は、介護保険・医療の充実、市内巡回バス充実、国保税の引き下げなどを求めました。
 参加者は「就学援助は他市に比較し低水準。支給基準を明確にし利用しやすい制度に」「旧3町や寺津・米津にもバスを走らせて欲しい」「滞納整理機構で税の取立てがひどい」「国保税は、23年度に10億円の黒字、24年度には14億円以上になった。引き下げすべきだ」など要望しました。

西尾市でも、この間、不況や事業不振などで税を滞納し、それでもまじめに分納していた市民の案件が滞納整理機構に送られ、整理機構から「差し押さえ予告書」が届けられ、「10日以内に全額払え」と、「応じない場合は、あなたの財産を滞納処分します」という文書が送られてきたことが何度も問題となっています。

来年度から、豊明市が「地方税滞納整理機構」参加を見送ったことが明らかとなりました。
西尾市も、市民の税の滞納は市職員が行うべきで、安易な「機構」への参加は見送るべきです。

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11月2日付け、しんぶん「赤旗」で紹介されました。

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