11日は、岐阜県飛騨市で、岐阜4区・野党共闘の実現を目指して、市民と野党の合同演説会が開かれました。主催は、まもらまいか!くらし・平和・憲法 ひだの会。
市民と野党の合同演説会で、野党からは、社民党と自由党からはメッセージが寄せられ、弁士として森友問題・加計学園問題で民進党の対策チームの責任者を務めている今井雅人衆院議員と一緒に、日本共産党を代表して私も訴えました。
最初に訴えになった共同代表の三嶋さんは、住職の立場からお話をされました。どういう目線で政治活動をするか。上からの目線だと横暴になる。下からの目線だと卑屈になる。仏さまと同じように国民と同じ目線で活動をすることが大事。安倍首相は上からだから横暴になると、安倍政権の暴走政治を批判。市民と野党の共闘の実現を強調しました。
私も、最終版国会の最大の焦点となっている共謀罪の危険な本質や改憲問題、野党共闘の意義と、この流れは決して後戻りしない歴史の必然的な流れであること。来るべき総選挙は、2020年に新憲法を施行するとの安倍首相の発言を受けて、日本の将来を左右する一大政治決戦となる。それだけに何としても市民と野党の共闘を成功させて、改憲勢力3分の2体制を打ち破り、安倍政権を退陣に追い込むために力を合わせようと訴えました。
民進党の今井衆院議員は、安倍政権・自民党の今の体質は、自民党の改憲草案に象徴的に表れていると切り出し、森友学園問題や加計学園問題で自らも徹底究明の先頭に立って奮闘している活動から見える問題の本質を詳しく紹介し、市民と野党の共闘の実現へ、力を合わせることを訴えました。
弁士一同、がっちりと握手を交わすとともに、私と今井衆院議員も参加された皆さん一人一人と「共闘の実現を」と、握手を交わしました。「迫力ある訴えで気持ちが伝わってきたよ」「お互い頑張りましょうね」など、声をかけていただきました。ありがとうございまた。
午後からは、高山市内で行われた平和行進に参加。日本共産党を代表してあいさつをさせて頂きました。
今年の平和行進は、第2回国連会議にむけてホワイト議長から、核兵器禁止条約の草案が発表された中で行われるものです。この草案は多くの皆さんから歓迎の声が寄せられています。私も先日、岐阜県の被爆者の皆さんと懇談する機会があり、お話を聞かせていただきました。「自分が目の黒いうちに何とか核兵器をなくそうと頑張ってきた。いよいよここまで来たかと思うと、感慨深い」と話されました。平和行進のあいさつでもそのことを紹介し、「被爆者の皆さんの長年の闘いが、ここまで道を開いてきた。そのことに心からの敬意の気持ちを話すとともに、今年の平和行進の一歩一歩は、核兵器禁止条約を実現する、一歩、一歩となります」と訴えて、その思いを胸に、みなさんと一緒に平和行進を行いました。
沿道からは、商店の方や観光客の方から会釈や拍手の激励、募金の協力もありました。外国人観光客の皆さんも高山観光に来られており、平和行進の様子を写真に収めて、手を振って応援していただくこともたびたびでした。ありがとうございました。
前日は、高山市で労働者後援会の会合に参加。働き方改革をめぐる問題と、参加者から、自らの働く実状を交流しあいました。