御殿場市副市長と懇談し、東富士演習場を視察

2017年07月14日 20時53分15秒 by
御殿場市副市長との懇談の様子

静岡県御殿場市で副市長と懇談

 

14日は、本村衆院議員、井口衆院予定候補、高木御殿場市議と一緒に、御殿場市副市長と懇談しました。東富士演習場では、今年9月に、日米合同訓練が計画されています。同訓練を受け入れないよう、要請し、懇談をしました。

午後からは、東富士演習場を視察するため、富士山の5合目まで車で行き、御殿場平和委員会の方と高木・党御殿場市議から演習場についての説明を受けました。

東富士演習場は、北海道や臼別演習場に次ぐ、全国2番目に広い演習場です。富士のふもとの見渡す限りの広大な演習場です。またこの演習場は、全国では国有地に演習場がある中で、民公有地が6割を占めているという特徴があります。東富士演習場は、1955年に、米軍管理下で自衛隊が地権者に無断で使用したことを機会に、入会権及び国有地解放運動が始まり、演習場返還運動が展開された歴史があります。1958年には、東京地裁で「地権者に無断で米軍演習場を自衛隊が使用することは違法」として訴訟がおこされました。これが契機となり国が和解を申し入れ、和解事項が、いまの東富士演習場環境を構築する基盤となっています。和解事項の第1は、米軍東富士演習場の全面返還です。これを含めて4項目あり、現在の使用協定の基になっています。  

地元の皆さんの闘いによって、「米軍東富士演習場の全面返還」が規定されたにもかかわらず、いまだに返還がされていません。一日も早く全面返還をすべきです。また今回、計画が持ち上がったように日米合同訓練が行われるとなると、いつまでたっても返還が行われず、機能強化につながる逆行となります。現地を視察し、活動している皆さん、行政の皆さんのお話も聞き、使用協定からも到底受け入れられない日米合同訓練を国はやめるべきだと感じました。

 
 

東富士演習場の視察の様子

東富士演習場を視察する本村衆院議員と中野たけし

米軍施設・キャンプ富士

米軍施設・キャンプ富士

キャプ富士のフェンスに掲げられている看板

キャンプ富士のフェンスに掲げられている看板

富士山5合目から見た東富士演習場

富士山5合目から見た東富士演習場

 

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