10日は、三重県志摩市で行われた演説会に参加しました。市田副委員長が国会議員として初めて志摩市入り。10月の市議選を控えて坂口市議、衆院4区の谷中さん、私も参加して、多くの皆さんに訴えました。
坂口市議は、4年間の活動を振り返り、地域の仕事づくりをと、住宅リフォーム助成制度を実現してきたこと。子供医療費は、中学卒業まで無料化を実現し、窓口無料でも来年度から、就学前まで実施を約束させてきた議会での奮闘ぶりが紹介されました。また中学校給食実施も、9月議会で取り上げ、今度の4年間の活動の中で何としても志摩市で実現しようという決意が語られました。安倍政権の暴走をやめさせようと、市民の皆さんとの共同を重視し、市政問題だけでなく国政問題でも頑張ってきた人です。何としても、再び議会に送り出したい人です。
市田副委員長は、都議選で、都民ファーストという、新たな「受け皿」が作られる下で重要な前進を遂げた日本共産党について、その理由を解明。さらに内閣改造、改憲問題、加計学園問題、市民と野党の共闘の問題などを訴えました。憲法問題以降の訴えは、私自身も、ぐっと引き寄せられる話でしたが、会場も聞き入る姿が印象的でした。
私は、市民と野党の共闘の勝利と日本共産党の躍進で、安倍政権を退陣に追い込む決意を訴えました。また、安倍政権下で加速する「財界直結」の政治のもとで、秋の臨時国会に提出が狙われている働き方改革を批判。「大企業にとって使い勝手の良い働かせ方をさせる政治」ではなく、「大企業に雇用を守る社会的責任を果たさせ、安定した雇用と暮らしていける賃金を保障する政治」の実現こそ必要であること。同時に、大企業優先・大都市一極集中の今の経済政策を根本から改めて、地域の雇用と経済を支えている第1次産業と地元業者応援の政治が必要であることを強調。この実現には、市民と野党の共闘の勝利とともに、「アメリカ言いなり」「大企業中心」という、長年続いてきた自民党政治からの根本的転換が不可欠であり、この転換を一貫して掲げてきた日本共産党の躍進が不可欠であること。東海比例ブロックで2議席から3議席への躍進を何としても勝ち取らせてほしいと訴えました。
安倍政権の暴走政治は、自民党政治の行き詰まりと一体のものです。それだけに安倍政権を退陣に追い込むことは、それだけにとどまらない意義を持ちます。それは、自民党政治そのものを終わらせ、国民が主人公の新しい政治の扉を開く、大きな一歩となることでしょう。来るべき総選挙で、市民と野党の共闘と日本共産党の躍進で安倍政権を何としても退陣に追い込むために頑張りたい。その決意を新たにする演説会でした。
会場の参加者は、初めての皆さん、いつもお世話になっている方、大学の同窓生の方なども来ていただき、感激でした。たくさんの激励もいただきました。こうした期待に応えて、頑張らなければなりません。