質問番号 1 番
答弁者 理事兼地方創生監 まちづくり・企業支援課長
質問事項 仮称)高富IC以北の国道256号線バイパス道路整備について
質問要旨 山県市の都市計画では東海環状自動車道の建設計画に対応し、この路線は現在でも4車線(片側2車線)で整備することになっています。そしてこのバイパスは将来完成したら国道256号線になる計画です。ところがいつの間にか、岐阜市から続く高富ICを過ぎると片側1車線に縮小されようとしています。
この事業は山県市の10年先、20年先を決める、つまり私たちの子や孫の代にどのような山県市を遺していくか、「重大な選択」が問われています。この事業は山県市の将来の発展にとって重要だけでなく、山県市には財政負担がない国の事業だということです。では、なぜ、いつ市長は都市計画4車線の道路をわざわざ2車線(片側1車線)に縮小することに同意されたのか、だれが言い出したのかいまだにわかりません。
そこで、今後の山県市の発展のための施策とこの道路の位置づけを確認するために、以下2点について浅井理事兼地方創生監と、長野まちづくり・企業支援課長にお尋ねします。
まず第1点、平成29年度から3年間、水栓バルブ製造業リノベーション事業として、地方創生交付金計画を作成、内閣府に申請し採択がされました。人材確保、将来性の向上、生産性の向上を柱に具体化が図られ、当時の柴田理事兼地方創生監は平成29年12月の市議会答弁で「バルブ産業が成長発展して、山県市の雇用及び経済に大きなインパクトをもたらせばいい」と期待をもってお答えになっています。これは今後の美山地域を中心に山県市の発展につながる重要な山県市の施策であると思いますがその点の評価、及び最終年度として今後どのように水栓バルブ産業の発展につなげた展開をお考えになっているか、浅井理事兼地方創生監にお尋ねします。
2点目、山県市では地場産業の強化と将来に向けた企業誘致のための場所の開発を進め、武士が洞の企業誘致に続いて、馬坂地域も整備が進められています。高富IC以北での宅地開発なども構想されています。「高富IC開通により交流人口の増加と地域経済活性化を目指す山県市」の立場からこの事業の進捗状況と今後の展開をどのようにお考えになっているか。長野まちづくり・企業支援課長にお尋ねします。
質問番号 2 番
答弁者 子育て支援課長
質問事項 保育の見直しに関する「検討委員会」実施について
質問要旨
この間、議会において保育を巡る課題について「混合保育の解消や保育士の確保、労働環境の改善」などの提起をしてきました。当時の渡邊理事兼総務課長は、組織改編による子育て支援課の創設に関わって、「項目にある民営化の検討は民営化するとの前提ありきではない」「今後の在り方を見直すということだ」と答弁されました。その後、子育て支援課の前課長は「保育の質の維持、保育士の育成や確保に十分配慮しながら、検討していきたい」とのべつつ、「今後は検討委員会などを設置していく方針で、具体的なスケジュールは現段階では決まっていない」との答弁でした。
その後、山県市が「全国に先駆けて保育園・幼稚園の実質無償化」を展開してきた状況も消費税の増税を引き換えにした「国の保育料の無償化」政策など、取り巻く情勢が変化してきています。そこで、「保育の見直しに関する検討委員会」についてお尋ねいたします。
1、 検討の内容について
2、 想定されている検討委員会の規模や構成メンバーについて
3、 検討のためのスケジュールについて
検討に当たっては名古屋における小規模保育の実践の視察などが重要と考えるが、そのような検討も加える意向はあるのか、以上3点について、浅野子育て支援課長にお尋ねいたします。