2020年6月議会の発言通告を行いました

2020年06月17日 13時15分35秒 by

質問番号  1 番
質問事項  バスターミナルを拠点とする新たな公共交通再編計画のスタートについて
答弁者 理事兼企画財政課長

質問要旨  

いよいよ来年4月には「山県ICを生かしたまちづくりの一環としてのバスターミナル」が完成します。そして平成30年度、令和元年の2度にわたる「実証実験」を経て来年4月からこのバスターミナルを拠点にして、新しい山県市の公共交通網が整備されます。5年後には団塊の世代が後期高齢者になり、高齢化社会における「地域公共交通の役割」が一層重要になってきます。そんな中で山県市でも「市民、市、交通事業者が連携を図り、利用者の視点に立った利用しやすい生活交通の整備」をめざして市民の移動手段を確保してきました。

私も議員になる前から、「高齢者や交通弱者の足を守るデマンドバスを山県市全域に!」と公共交通問題に取り組んできてこの秋で丸8年になります。そしてようやく美山地域は全域で「デマンド型ワゴン=自宅前がバス停」という山県市独自のデマンド型公共交通、市街地はハーバス路線がないところをカバーする市街地巡回線、岐阜大学病院直行便がスタートする計画です。そこで、新型コロナによる影響で検討などの遅れもあるとおもいますが理事兼企画財政課長にお尋ねします。

1点目、来年4月スタートに向けた「今後のスケジュール」はどの様に計画されているか。その中で認可申請などポイントになる課題は何があるか。

2点目、美山全域のデマンドワゴンの運用に関して、岩佐・中洞地域も玄関先予約の方式で計画されるのか。椎倉、黒田地域や赤尾地域の運用はどのようにされようとしているか。

3点目、実証実験を経て「市街地巡回線や岐阜大学病院直行便」の運行の検討課題は何か。

4点目、山県市の公共交通の基本理念「みんなでつくり、守り、育てる生活交通」を実践しそれぞれの地域にあった公共交通を作り上げるうえで、「市民の参加」が極めて大切ですが、各地域の自治会、自治会連合会や老人会などの協力依頼を今後どのように進める予定か。

質問番号  2 番
質問事項  山県IC以北「国道256号高富バイパス」の都市計画変更について
答弁者 市長  浅井理事兼地方創生監

質問要旨

前回3月市議会は、市長が12月市議会で「暫定2車線の歩道整備の工法について県と協議する」と約束しながら「協議をしなかった」市長への再々質問答弁で時間切れになりました。

しかしその理由がわかりました。平成26年に市長自ら「完成2車線にしてほしい」と県土整備部長に要請したことにより2車線の検討が始まり、国土交通大臣の同意が必要な「都市計画決定の変更」の最終段階まで来てしまったから今さら検討してほしいと言えなくなってしまった。しかも驚くべきことに、法16条による「地元説明会」を開催して、山県市の都市計画審議会で「都市計画原案の確定」をしてから、その後締結告示までに要する期間が約8か月間もかかるということも判りました。なおかつコロナ問題で3月25日開催の「住民説明会」は延期され予定が立たない状況です。昨年10月私と県土木との協議の場でも、その後11月13日山県市役所で行われた桜尾、大桑自治会長への要望書への説明会の場でも県土木は「山県市の要望があれば4車線計画(片側2車線)で事業を行なうことを検討する」と言っています。都市計画決定のまま「暫定2車線、両側歩道整備」で行けば明日からでも具体的準備に入れます。将来、東海環状4車線化になれば「アクセス道路」として片側2車線に整備する可能性も残せます。そこで市長にお尋ねします。この間の経緯を考えると大変かもしれませんが、コロナの事態も考えて「都市計画決定の変更」を断念してはどうか。

次に、浅井理事兼地方創生監にお尋ねします。令和2年3月24日、中部地方整備局との打ち合わせ記録では、「都市計画変更については、山県市が地元状況や将来の開発の見込み等も織り込んだ結果として、山県IC以北は2車線として変更するとしている」と報告がされています。今回の都市計画の変更に際しての「地元状況や、将来の開発の見込み等」とは具体的に何を述べているのか、教えて頂きたい。

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