8月5日、(仮称)氷見市新文化交流施設の視察に行ってきました。
とにかく、デカイ! 改めての印象。館内はクーラーがしっかり効いていた。ホールはステージの奥行きも広く、客席のせり上がりが急角度。座席のシートはいろいろな配色で「海」をイメージしている。楽屋は小・中・大の広さがそろっていて、洗面台の水道は手動。役者にとって化粧落としの際に自動の蛇口より手動の方が都合がいいと、「前進座」の方の弁。手動でよかった。
座席に座って感じたことは、可動式800席を稼働させるのは、簡単ではないということ。回廊から海が見え、比美之江大橋が際立って視界に入る。回廊の通路の広さが十分にあるので「マルシェ」などもできると思う。懸念されるのは、空洞のかざり窓?に、カラスなどの鳥が巣を作らないか?
10月8日の開館記念式典は氷見市制施行70周年とタイアップで行われる予定。開館記念事業8件のラインナップ後も、コンスタントに利用されるように、氷見市民が主役の視点で積極的に文化を発信していければいいと思う。実は、穴倉は、所属するNPO法人「大空へ飛べ」のステージ(合唱・劇・ダンスなど)をここでやってみたいなと密かに思っている。未だ氷見市で「大空へ飛べ」のコンサートをしたことがない。この密やかな願いをかなえることができるように頑張ってみようと思う。