統一協会と角田市長、 高岡市の関わりについて呉西地区と高岡市党が連名で申し入れ
日本共産党呉西地区委員会と高岡市委員会は8月22日、 角田悠紀高岡市長に 「旧統一協会(世界平和統一家庭連合) 及びその関連団体との断絶、 及び市の関係調査、霊感商法等被害に関する相談対応を求める申し入れ」 をしました。 党からは、 師浩元地区委員長、金平直巳高岡市委員長、 高瀬あつこ高岡市県政対策委員長(県議候補) が参加。市は、 木村文徳秘書課長が応対しました。 申し入れの概要は、以下のとおりです。
旧統一協会(世界平和統一家庭連合) 及びその関連団体 (国際勝共連合、 ピースロード、 CAREなど) と政治・行政との関係やその被害の実態が社会問題となっているなか、 角田氏が昨年7月の市長選前の4月中旬、 旧統一協会の支援集会に参加して選挙の応援を受けており、今年5月には旧統一協会の関連団体 「富山県平和大使協議会」 が高岡市内で開いた講演会に出席していたと報道されています。 しかも、その講演会を高岡市が後援していたことも判明しています。
旧統一協会は、キリスト教会系の宗教を装いながら、 集団結婚式や霊感商法、高額献金を繰り返してきた反社会的カルト集団で、 その正体を隠した 「伝道」 は裁判でも違法性が指摘されてきました。旧統一協会及びその関連団体が主催する集会への政治家の参加や関与、行政による後援が同会へのお墨付きを与え、 被害を拡大することにつながります。 こうした立場から、以下の4点を申し入れます。
1 、角田市長は、旧統一協会との関係を見直すと表明しているが、旧統一協会と政治家、行政の関わりについてどのように考えているか説明すること。
2、 今までの本市及び本市関連外郭団体と旧統一協会との関係を明らかにすること。 (団体企画の後援、市施設の貸与などの状況)
3、 今後本市及び本市関連外郭団体と旧統一協会などとの関係を一切断つこと。
4、旧統一協会などからの被害相談窓口を本市として開設すること。
以上について、 1週間以内に回答されるよう求める。