西尾、いっしき民報作成

2011年10月05日 22時39分00秒 by

5日、終日、「西尾民報」と「いっしき民報」を作成。

■9月議会報告
佐久島クラインガルテンの設置及び管理に関する条例制定について、次のような反対討論(要旨)を行いました。


             (写真は佐久島HPより)

 私は、佐久島の人口が減りつつあり、高齢化が進み、若者が住み続けるのが難しいという中、
島が本当に活性化することを心から願っている一人です。

しかし、クラインガルテンが、島の活性化へのカンフル剤になりえないではないか。
約3億円という多額の公費を投入する、この計画は、
10組の比較的、裕福で、都会におられる方が週末を過ごすであろう施設を建設するというもの。

この計画によって、島の人にとっての新たなビジネスが発生するというものではないし、
島の方と共に生活する島民が増えるということでもない。

島の活性化は、島に仕事があり、そこでの生活、暮らしや、島独自の営みが続けられること。
漁業と観光——地に足つけた島の産業の振興こそが中心であり、
「島を美しくつくる会」の活動を支援し観光客を増やすことが基本であるべき。
関係する、民宿や漁師や「作る会」の方々の願う施策を展開すること。

定住策としては、IターンでもUターンでも、島に住むことのできる家が提供されることである。
クラインガルテンのように多額のお金を使って新しく施設を作るのではなく、
点在する老朽化した空き家を改築し、賃貸や分譲などの住宅を提供できれば、
いま現在も島に移住することを願っている方の希望に沿うことになる。

また、廃屋が増え景観が悪くなる状況を食い止める一石二鳥だと訴えてきた。

建設される以上、当施設が、うまく運営されていくことを願っているが、
ぜひ、今後、漁業と観光を中心に、高齢者が安心して住み続けられる福祉の島づくりとして、
島民の渡船料金の引き下げ、通勤や通学・通院が気軽に行えるようにする、在宅介護サービスを充実させる
——そういう取り組みこそをお願いし、反対討論としたい。

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