静岡県の皆さんと一緒に省庁交渉に参加

2017年07月07日 12時32分09秒 by

要望書を渡す参加者

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省庁交渉で訴える中野たけし

省庁交渉で訴える中野たけし

7日は、東京に省庁交渉に行きました。平賀県議、浜松市議団、静岡地区副委員長の河瀬さんら、静岡県のみなさんと一緒です。交渉には、島津衆院議員、本村衆院議員も同席し、無料定額医療制度の拡充問題と航空自衛隊浜松基地に移動が計画されている、鳥取県美保基地にある輸送機パイロット訓練の移動計画問題でやり取りを行いました。

このうち、航空自衛隊浜松基地の問題は、鳥取県美保基地にある輸送・救難機のパイロット養成機能をすべて浜松基地に移動・配備するというものです。この計画が実行されると鳥取県美保基地にある第41教育飛行隊の練習機T-400を約10機が浜松基地に移動・配備されます。浜松基地では、現在でも月平均で2100回の離着陸訓練が行われています。美保基地から教育隊が移動・配備されると、離着陸が600回増え、現在の3割も基地の騒音が増えることになります。

 航空自衛隊浜松基地は、市街地にある航空自衛隊の基地です。いまでも事故の危険や騒音被害がある中で、これ以上の負担増は耐えられないという声が、地元で沸き上がっており、浜松の日本共産党県・市議団が、美保基地からの移動・配備計画の中止を申し入れました。

 現在、航空自衛隊は、現在、戦闘機、救難機、輸送機パイロットの養成訓練を行っており、浜松基地は、戦闘機パイロットの養成を行っています。この浜松基地に、輸送・救難パイロットを養成する鳥取県美保基地の第41教育飛行隊を移して、教育体制の一貫性を図るのだと説明しました。

そもそも、住宅密集地にある浜松基地と美保基地は、基地周辺の環境が全く違います。住宅密集地にある浜松基地に教育隊を合流させることになれば、さらなる事故の危険と騒音被害が拡大し、住民の負担はさらに増大することは必至です。党浜松市議団は、美保基地を視察し、現地の皆さんと懇談し、基地の現状などについて実態をつかみ、交渉に挑みました。

担当者とのやり取りで感じたのは、防衛相担当者は、戦闘機パイロットを養成する浜松基地に美保基地の輸送機・救難機のパイロット養成機能を移すことで、教育体制の一貫性ができると、移動・配備を判断した理由を説明しました。しかし、その判断基準の中には、当然、判断の基準に含まれるべき、移動・配備した場合の騒音など住環境への影響、住民の合意などは、判断基準に入っていません。私が、『住民合意、住環境への影響などは判断基準に入っているか」との問いに、答えは返ってきませんでした。また、国が今後、地域説明会などで「説明する」といっているのも、「移動・配備する方針決定」を丁寧に説明するというものです。つまり、国が必要と判断し、決定したんだから、やるんだというやり方です。これでは、民主主義とは言えません。

美保基地の浜松基地への移動・配備は中止すべきです。

要望書を渡す参加者

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