国道256号高富バイパス整備事業に関するこの間の福井一徳の取り組みと見解

2020年10月21日 10時29分28秒 by

国道256号高富バイパス整備事業に関するこの間の福井一徳の取り組みと見解についてこちらにまとめました。

2019年7月22日 岐阜県当局と交渉・懇談

 

県知事名で情報開示された「工事に関する県と山県市との協議録一部」を時系列で書き出しました。そのうえで「伊佐美地区の盛土計画を高架式に変更せよ」と具体的に要請しました。他に「鳥羽川の堆積物の撤去」についても要望をしました。

(以下は「国道256号高富バイパス関連の県土木への開示請求」の公開資料です。

H30年1月15日 (県土木・山県市建設課打合せ記録)

・市長は5年もあればIC以北を整備できると考えているようである。市長はR256ができればいいという考えである。市長にはまだ計画図面を見せていない(山県市)

・あくまで計画案なので、計画案が独り歩きしないように。市長には今後(4車線に)変わる可能性があることを土木事務所長からも十分市長に説明した方がいい。(県)

H30年2月28日 (岐阜土木・県議・市長)

・早期整備を図るため、2車線整備の計画をしている。(岐阜土木)

・鳥羽川上流地域には開発計画があることなどから、鳥羽川右岸道路は奥から国道に接続するということでメイン道路になる(市長)(解説:すでに開発を考えている)

・4車線を2車線にした理由は、地元には使い勝手等の理由から変更した経緯を説明して頂きたい。(県)

・都市計画については変更する場合、交通量が減少した等の理由が必要だ。地元が2車線でよいと言っているからすぐに2車線に変更するというものではなく、今後検討していくこととなる。(県)

H30年5月7日(県土木・県都市政策課との打ち合わせ結果整理票)

 ・この事業は補助事業であり、予算が潤沢についているため、H30年度中に、予備設計、詳細設計、地元説明、用地測量まで進められればいい。

H30年6月6日(県都市政策課・県土木・山県市)

 ・市のマスタープランには(国)256号高富BPは4車線という記載がある。そこをどうするかを考えて頂く必要がある。(県都市政策)

 ・現在進めている将来交通量の結果により、都市計画変更(4車線→2車線)の有無を検討する。(県都市政策)

H30年7月27日(県土木・山県市建設課)

 ・4車線の必要交通量は、4種1級(都市部)では12000台/日だが、3種2級(地方部)にすると9000台/日になる。現時点の交通量推計結果では12000台/日を少し下回る程度になる。

(私見:つまり市建設課が主張するように3種2級にすると、道路構造令から4車線整備以外にはありえなくなる。それはまずいでしょ。)

 ・市長も4車線から2車線に変更することについて了解はしている。(山県市)(私見:2車線にすることは県の意向からそうなっている? だから県土木は4種1級で12000台/日に基準をあげて、2車線でOKだとしたかったのではないか。)

・用途地域外で地方部になると思われるため、3種2級でもよいではないか(山県市)(私見:という発言に対し、3種2級扱いにすれば、バイパス道路は4車線にせざるを得なくなるので、県土木は「4種1級にする」とこだわったのではないか。

H30年9月13日(県都市政策課・山県市との協議)

・事業スケジュールありきで動いていることは判るが、当該地区周辺の将来の土地利用をどう考えているか。その将来像にあう道路となるのか。市としてしっかり考えておくべきである。市のまちづくりの将来像を前提に、市全体の「都市計画道路見直し方針」を決定、それを踏まえ当該路線を先行して都計変更するという流れを作ってほしい。

H30年9月20日(岐阜土木・山県市建設課)

 ・一昨日、県都市政策課と打ち合わせを行い、都市政策課の話ではPT(パーソントリップ)調査による将来交通量(県都市政策課が31年3月末までに結果が出る予定)を算出してから、この将来交通量をベースに地元説明会になる。(31年4月以降)

 ・都市計画の地元説明会の対象は広い範囲になる。(私見:つまり、山県市全体)

 ・今回は、事業説明の対象となる地元説明という位置づけ。(県)

 ・地元説明会では、まず市から4車線から2車線になるという説明を行う。その方が次の県の説明では2車線の図面で説明できる。(スライドで説明した)

(私見:山県市都市計画審議会すら開いていないので、2車線になるという前提にはならない。ただ住民への説明では2車線を既定路線にして進めていく意図がある)

2019年7月27日 協議のメモ

 

<この間のここまでの流れ>

■山県市は18年ごろには「任意の説明会」を行い、山県市の「都市計画審議会」も開催せずに道路事業として完成2車線で行なおうとしていた。議会には報告もせず、保守系議員が所属する会派だけに説明をして進めていたことが、後から公開議事録で判明した。

■市議会でこの問題を18年12月に郷議員が取り上げ、その後19年6月、12月に郷議員と福井がともに、19年3月と6月に福井が議会で取り上げた。合計7回の一般質問。

■この間、議会報告の山県市民報を3回、毎回12000部印刷発行し、新聞折込みを1万部行った。今年の6月市議会の直前にも山県市民報56号を発行し市民にお知らせをした。また、19年10月私が中川ゆう子県会議員と玉井氏同席で、県土木事務所と協議をした。

■昨年12月の市議会で、市長が「都市計画変更」のための説明会と都市計画審議会を開催すると答弁。その後3月25日予定の「都市計画変更説明会」がコロナで延期になり、6月市議会では来年の6月の県議会までに「都市計画変更」ができるように準備を進めると答弁。

<現状の問題点と課題>

■片側1車線で整備をしたら、地場産業である「水栓バルブ企業」が事業強化と新規事業への拡大を目指すとき、岩佐や大桑地域の「土地開発」抜きには考えられない。全国シェアトップの地場産業が他市に流出すれば、山県市の10年先、20年先の展望がなくなる。

■国土交通省の出先である「中部地方整備局」との下協議では「こんなギリギリの交通量なのに、片側1車線にしていいのか」「今後の開発などはないのか」と疑問を呈している。

■こうした中で、県は「山県市がまちづくりなどを勘案した上で、片側一車線でいい」といっているから大丈夫だと答えているが、山県市の浅井理事は「6月市議会本会議」において「将来交通量推計から片側一車線でいいとしか言っていない。まちづくりは理由にしていない」との答弁を行っている。県と市の答弁が食い違ったまま、都市計画変更を進めようとしている。「美山の人口はこれからもっと減り1万人人口が減るのでこれでいい。」と市長答弁。

■宇佐美地域の「水害の被害への不安」に「盛土工法の検討は今後行なう」と先送りの動きに変わってきた。公開議事録によれば、「落堀川は橋脚にしてその先半分は盛土工法を前提」に盛土は10億円、高架は15億円と既に試算している。先送りの回答は半分盛土で建築工事を進めるための「言い逃れ」だろう。とにかく「都市計画変更」を通してしまえばという県土木の腹であり、山県市は県にものがいえない。市長や県議の「弱腰外交」そのもの。

<今後の進め方> 

都市計画審議会の議員(山崎・郷・奥田・加藤[公明]・石神の5名)

■こんな将来に係る大事な問題をこのまま終わらせるわけにはいかない。「地元変更説明会」がポイントになる。「水害対策の先送りは認めない」都計審議会が重要な議論の場になる。

2020年7月30日 中部地方整備局と懇談・交渉

 

 山県市は  

岐阜市と同じ面積 222平方キロ       人口は27000人弱。主要な産業  ・水栓バルブ産業 業界シェア40%NO1.水栓バルブ発祥の地

・工業生産高 6~700億円

・農業、福祉関連、建設その他サービス業  利平栗の発祥の地

■  山県市の産業の特徴と今後の課題

・地場産業の育成強化が重要課題、10年先20年先の山県市の存続の「鍵」を握る

・水栓バルブ産業集積 企画設計、鋳造・鍛造から切削加工、プラスチック成形・研磨、メッキ・塗装、組み立て検品などの企業100社

・水栓バルブの原材料 滋賀、新潟からがすべてで、養老インター経由で30分短縮。

・地場産業の「技術-市場-労働力-資本-生産構造」6つの要素を分析、発展の道へ。

・地域が小規模企業によって構成されていることも地場産業の重要な要素である。

・内閣府の地域未来投資促進法による「地域経済牽引事業」補助金1、3億円取得。

■ 今回の山県市の「山県IC以北の国道256号高富バイパス」の位置関係について

・土砂災害ハザードマップ(開発地域~地盤強度とも関連:洪水避難地区)

・山県市ハザードマップ(洪水避難地区~盛土構造と地元の水害問題、開発地域)

・H28年工場用地検討の資料(市で検討している地形から見た開発候補地)

・国道256号高富バイパスの検討図面(大型地図~議員に説明も配布もされず)

■  岐阜県と「下協議」における中部地方整備局の「疑問・質問」について

 

①周辺の土地利用状況の変化や交通量から、4車線が不要になった根拠を。→4車線決定当時と現在で、土地利用状況に変化がないとの事ですが、では何の条件が変わって4車線から2車線に変わるのか説明を。

②4車線要件をギリギリで下回っているが、高速道路ICへのアクセス道路であることを鑑み、将来に亘って沿線に交通量の増加につながる開発計画がないことの確認

 市街化調整区域でもなく、自動車専用道路でもなく、計画道路沿線には開発適地になりそうな地形が広がっている。今後の開発等の話が上った場合の対応について。

③断面交通量は今回の方が増えているが、バイパスの交通量は減り逆に言動256号の交通量が2000台増える結果になっているが、妥当性及びその利用の確認を。

国土交通省=中部地方整備局と協議の場を持ちました。そこでの質問を列記しました。

  •  4種1級の基準交通量12000台/日の「信号2~3機設置」による8掛けの試算は
  •  国道256号高富バイパスは、山県市が「都計変更」しなければ計画通り整備をするか
  •  伊佐美地区「盛土構造」問題は、最近の異常な大水害により地元で不安が増大しており「橋脚方式」への変更が表明されず先送りされている。このまま都計変更は納得できず。

「現時点で想定される開発計画を見込んでいる」という回答だが、実際武士が洞1、6haの開発のみで、その3倍にあたる岩佐地区の馬坂(マサカ)団地の4、9haの現在整備中の分は、この調査時点では見込まれていません。見込んでいないことは議会でも認めました。

H30年2月28日、バイパスの事業計画を早期に整備するための暫定2車・片側歩道の打ち合わせの場(山県市役所:市長・恩田県議・近藤県土木事務所長ほか)において、林市長自ら「鳥羽川上流地域には開発計画があること等から、鳥羽川右岸道路は奥から国道に接続するということでメイン道路となる為、市道も両側歩道を検討してほしい」と述べています。

H27年度の資料でも、今後の市内の工場用地開発の候補地を調査検討している。水栓バルブ企業が、今後工場の拡張や移転拡大を考えた場合、山県IC以北の大桑(オオガ)地域や岩佐地域の開発の余地をつくっておかないと、過去のように関市などに移転されかねない。地場産業を守り発展させる上で、補助金による事業強化と共に用地の確保も重要な課題です。

H22年のセンサスの数値よりも、H27年センサスの交通量は、さらに増えていること。回答では「国道256号バイパス11500台/日、現道256号は4600台/日と予想されているが、現道は住宅地の増加が主な理由とし、バイパスはあくまで北部地域の人々の利用である」としていますが、北部からの流入によって朝晩の交通ラッシュが生まれています。更に今回は、北側からの言動は進入禁止になり、その先から左折する形になり、現道よりもバイパスの交通量が増大します。仕事で流出する人口は、岐阜市方面が圧倒的に多いので、高富トンネル経由のバイパスに流れ、現道の利用は少なくなると思います。

因みに、人口は減少しても総交通量はこの間増えており、人口減少によりバイパスの交通量の減少になるとは考えにくいと思います。

元々は交通量推計が出る前から「バイパスの完成は仮称高富ICが完成してから、10年かけて整備をする計画」になっていた。それではあまりに遅いというので、「4車線でなくても2車線でいいから早く造ってほしい」と平成26年に市長が県土整備部長に申し入れたことが「都市計画変更」のスタートになっています。

その際の条件は、2車線で両側歩道だった。H8年の都計変更後は、大桑からの接続が「立体交差」で地元の了解が得られないので「平面交差」という要望も伝えています。ここがICアクセス道路で都計4車線であることから、H26年林市長の「完成2車線で両側歩道」の要望に対して、県土木は「暫定2車・東側に寄せて片側歩道案」を提案しました。

因みに「トラクターで東の田んぼに行くとき、4車線だと中央分離帯があって行けない」という声に対して「信号」をつけることで解決が図られた。

その後、市長は片側1車線の根拠がなくなると今度は12000台/日に対し11500台の推計値と、山県市の人口が17000人に減るから車は増えないから大丈夫だ、という答弁に終始するようになりました。

元々は交通量推計が出る前から、バイパスの完成は「仮称高富ICが完成してから10年かけて整備」をする計画になっていたので、「4車線でなくても2車線でいいから早く造ってほしい」と平成26年に市長が県土整備部長に申し入れています。したがって、平成30年度に「補助事業に採択され、西回り完成と同時に完成」することになったので、林市長が県に対して「早くできることになったので、都市計画通り4車線で整備をお願いします」と一言云えば「都市計画を変更」までしてわざわざ狭くすることはなかったでしょう。他に引けない理由があれば別ですが、地域の有力者も「市長は何を考えているのか」と言っています。

私が注目しているのは「中部地方整備局」(国)から岐阜県に投げかけている以下の疑問

■  岐阜県と「下協議」における中部地方整備局の「疑問・質問」について。国も以下の疑問を呈している「片側1車線化」の都市計画変更について

 周辺の土地利用状況の変化や交通量から、4車線が不要になった根拠を。4車線決定当時と現在で、土地利用状況に変化がないとの事ですが、では何の条件が変わって、4車線から2車線に変わるのか説明を。

② 4車線要件をギリギリで下回っているが、高速道路ICへのアクセス道路であることを鑑み、将来に亘って沿線に交通量の増加につながる開発計画がないことの確認をしてください。市街化調整区域でもなく、自動車専用道路でもなく、計画道路沿線に開発適地になりそうな地形が広がっています。今後の開発等の話がもちあがった場合の対応についてどのように考えるのか。

③  断面交通量は今回の方が増えているが、つまり、総交通量が増えているが、バイパスの交通量は減り、逆に現道256号の交通量が2000台増える結果になっているが、その妥当性及びその利用の確認をしてください。

2020年10月12日 国道256号高富バイパスについての議員協議会

 

大前提として

・この問題にどう向き合うのか

・この間の議会での一般質問等の流れ

・市民の声を市政にどう生かすかが問われている ~パブコメは一手段に過ぎない

・地方分権法は、基礎自治体の住民自治の強化を位置づけている

行政法規の特質について

・一般に私法の分野では行為が先にあって、トラブルの後に、法の適用問題が発生する のに対して

・行政の分野は行為より前に「法」があり、行政主体・行政機関は原則として「実定法規」の規定があって、初めて行為ができる

・法律の優位の原則。いかなる行政活動も、法律の定めに違反してはならない

・瑕疵ある行政行為、違法な行政行為 ~取り消しうる行政行為~無効な行政行為~不当な行政行為

・行政行為には、

①適法性(法律の定める要件を満足すること)

②公益適合性(内容が公益に合致すること) が必要とされている。

・適法性に反する行政行為は「違法」であり、公益に適合しないものは「不当」である。今回の「都市計画」の変更は、「都市計画法」が「道路法」の上位法なので、上位計画である「都市計画」を無視して「道路事業は進められない」という当然の判断に基づいて「実定法規」に従った「行政行為」として、国道256号高富バイパスの道路整備事業を進めることになっただけである。

後で触れるが、市長の事実経過の認定の誤謬「一年間、期間を間違えていた」(10・7)でもあった「監査請求」や「賠償請求訴訟」が要因ではなく、上記理由が工事を止めた真の理由である。

従って、議会という場での市長の発言は、市民の率直な疑問や不安に対し、「国道256号を考える会」の人たちの要望や運動を、「反対運動」というレッテルを張り、市民を分断するような発言であり、厳重に抗議をしたい。

個別の疑問にお答えする前に、この間の議会のやり取りについての意見を述べたい。

まず、これらの市長の疑問は、この間の議会でやり取りをしていることであり、議会で何を聞いていたのかと問いたいものである。令和元年12月市議会で、市長は「両側に暫定2車線にして歩道をつける方法は知らなかった。県に確認する。」と議会答弁で私に約束をされた。

令和2年3月市議会では、「確認はしていない。」との事だった。どんな理由があるにせよ、議会という場で、公に答弁で約束したことを「反故」にする行為であり、この一連のやり取りは、議会を軽視する姿勢そのものである。

「すでに県は完成2車線で決めているので、今さら聞く必要がない」のであれば、まず、「確認をする。」とした答弁について「謝罪」して取り消すか、理由を述べるべきである。「再質問がなかったので、それ以上答えなかった。」(10月7日)という問題ではない。

議会での答弁を「遵守」されなかったら、そもそも議会での各議員の質疑や一般質問そのものが成り立たなくなってしまう。議会軽視の姿勢につながらないよう注意して頂きたい。

そもそも、「暫定2車線で両側に歩道」の実例は、国道248号関市倉知~美濃加茂区間や、国道21号可児~御嵩線」に実例があり、昨日現地を再確認したら、現在4車線化への工事中であった。建設課長がこんなことは、市長をフォローして伝えるべきことである。であれば、こんな議会軽視の様な事態や、市長答弁はなかったのではないか。

■議会の問題として、マスタープランの変更について

 ・マスタープランには明確に「25メートル・4車線を基本に整備する」と決定して記述されている。マスタープランは「議決事項」なので、変更する議決が必要になる。

 ・執行側は「基本に」とあるので、4車線を2車線にしても問題はない。という立場で、議会に上程しないとしている。

 ・であるならば、その「根拠」となる「解釈に関する判例」を示してほしい。執行側の「裁量」の範囲を明らかにすべき事項であり、「議会」としての見解と判断が求められる事項である。

令和元年11月13日、地元自治会長への要望に対する回答を伝える場(県に言われて、山県市庁舎の会議室の手配等を市が行なった)に、「(建設課は)こなくていい」と言われて参加していないので、県が自治会長たちに何を言ったのかはわからない」(令和元年11月14日)との建設課長の発言だった。国道256号高富バイパスの問題に関する、山県市の地域の代表である自治会長との話し合いに「同席し、県の説明と回答を直接確認」すべきであった。

 この場で「盛土から高架構造に変える」ことや「山県市の要望があれば、4車線計画で事業を行うことを検討する」と県が報告している。(別紙、報告書を参照)また、「事業の完成は7年後を予定している」とまで述べている。

 これ等の発言は、令和元年10月24日、私の討議メモの内容と同じことを述べている。この発言があとになって「そんなことは言っていない」との建設課長の説明になる。12月市議会で「高架で検討することを評価していたのに」(吉田議員発言)は

 云ったことを後になって否定をする態度にでた。こうした経緯があったからである。

■完成2車線で県は要求しているという、市長の主張は? 4車線で予算はついていない。

 ・本来、都市計画は4車線になっており、予算要求は計画との関係では「完成4車線、もしくは暫定2車線」ということになる。

 ・市長は10月7日の協議の場で「完成2車線で予算がついた」「課長から聞いた」と根拠を言われたので、「県のどの課長ですか」とたずねたら、「うちの大西課長だ」と云われた。

 ・途中から同席された浅井理事は、「2車線の道路事業費を県は予算要求した」と説明された。「暫定とか、完成2車線ということではない」と言われ、翌日には「暫定か完成2車線で要求したかはわからない」と説明された。つまり、聞いた話だけである。

 ・県は平成29年度(H30年2月当時も)までは「暫定2車線」という線は崩していない中、4車線から2車線への変更となる「完成2車線」の予算要求は,行政行為としてもあり得ないことだ。

 ・もし、仮に「完成2車線」で要求していたら、行政法上も「違法」になってしまう。

 ・都市計画の変更に舵を切ったのは、令和元年10月ごろには工事がストップした少し前になるだろうと予測される。つまり、補助事業として認定されたH30年4月時点では、「暫定2車線」で、その後に県土整備部で8月に「道路事業として完成2車線」が決定されていることからも明らかである。

・その後、「完成2車線」にかわり、柴田前理事の「県は昨年までは暫定2車線と言っていたのに」という会議録の発言(H30年6月6日)に続いていくことになる。

 ・資料に添付した「カラー工程表(実際にはカラーA3判)にも「25メートル」表記がされている。だから県は「都市計画変更」の手続きが必須になっている。

・完成2車線で予算がついたという主張の根拠こそ不確かだ。

■都市計画を変更せずに、4車線を2車線で道路整備することは、いくらでもあるという市長の答弁について

・幾らでもあるのなら「実例を具体的に示してほしい」。あり得ない話で、私はそれを根拠に「県と確認」協議し存在すればそれを問題にます。

■信号の区間、すべて青にするから「渋滞』は解消するという説明について

 ・一見、もっともらしい説明だが、山県市のこの区間だけを「すべて青信号」にすれば、インター以南の別の信号に一挙に車が集中し、「渋滞」画発生するわけで、山県市だけが良ければとはならない。

■国道256号高富バイパスの工事が中断したのは、訴訟などがあるからだと思う。

・県が工事を中止したという事実を知ったのは、令和元年10月24日の県との協議である。その後にOOさんが、住民監査請求を出し、賠償責任訴訟は令和2年3月ごろに提訴された。

・令和2年8月ごろに口頭弁論をしており、時期的に「訴訟」が理由で工事が中断されたというのは市長の勘違い(「一年間違えていた」7日市長発言)で、工事がストップした事と、住民監査請求や、損害賠償請求などとは全く関係がなかったことも判明した。事実無根である。

■市都市計画審議会でのH審議委員の話に関して

 ・冒頭の説明で、交通量の減少が(2車線化の)理由ということは、地元からの2車線の(要望があってという)理由ではなくて、県からの指示で2車線にするということでいいのか。

 ・道路事業としては「決定事項」です。

 ・県の決定を、市で議論するということか?

 ・県が決定していることを、子分の様な「市」が議論しても、無意味という風にとれるけど。

    ・県決定の「都市計画」ということだけだ。(市の弁明)

議員協議会での市からの質問に対する回答

 

 

質問1

資料1(山県市民報 No.55)

市長が固執する2車線整備の根拠が県土木との協議で崩れ、都市計画の変更理由が

くなる

(市長意見)

・県土木との協議の中で都市計画の変更理由がなくなる事実関係を説明してください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

市長の2車線整備の根拠のうち①大桑からの立体交差は平面交差になり解決しました。

②中央分離帯があるとトラクターで渡れないなどの意見は信号の設置で解決しました。③唯一残る完成2車線への変更理由は、暫定2車線になると4車線完成まで30年以上先になるので、それまで西側歩道のない不便な状況が続くことになる、というのが市長の主張される「完成2車線がいい」理由でした。

令和元年10月24日私と県との協議で、県が「20年後になるとは言い難い」と説明され、30年以上先になるというのは市長の単なる推測にすぎないこと。

また暫定2車線でも「両側に道路を配置し両側に歩道をつける」事例は、「国道21号可児~御嵩線」で実際に事例として存在します。

だから市民報において、「完成2車線の根拠が崩れた」と表現しました。

 

質問2

資料1(山県市民報 No.55)

補助事業として認可され、東海環状道西回りと一緒に4車線で完成できます

(市長意見)

・完成4車線で整備されることはない中、何をもとに4車線で完成できるとしているのか説明してください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

都市計画では4車線整備で決定しており、認可時点では4車線が前提になっています。暫定2車線で整備すれば、将来の完成4車線化の可能性を残せます。これはあり得ない話ではなく、中部地整も「将来交通量を主な変更の理由としているが、当面、暫定形とし、東環開通後の状況をみてから判断することは考えないのか」(令和元年12月5日)と県都市政策課に述べています。また4車線で整備できると可能性を述べていますが、完成4車線とは想定していません。その後も私は「4車線の用地を買収し、当面2車線で整備」することを主張しています。「国道256号を考える会」の方々も同じです。

 

質問3

資料1(山県市民報 No.55)

市長が4車線で整備を!と云えば、今すぐ工事を始められます。

(市長意見)

・市長が都市計画変更をしない(4車線)といえば、今すぐ工事が始められるとは、県のいつどのような回答を元に記載されているのか。事実関係を教えてください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

簡単です。都市計画が4車線で整備することになっており、完成2車線にするには8ヶ月以上もかかる都市計画を変更する手続きを行わなければなりません。都市計画変更をしなければ工事は用地買収から始められるのは当然です。

中部地方整備局も「仮に都市計画の変更手続きを今年度末に公表していくことになった場合、変更決定後でなければ設計や用地調査等に入れない」(令和元年12月25日打合せ記録簿)と述べているではありませんか。

質問4

資料2(福井議員チラシ)

主要政策2 「市長の要請に従う」という県に市長がズバリ主張するよう正します。

(市長意見)

・いつ県が「市長の要請に従う」といったのか事実関係を説明してください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

令和元年(2019年)10月24日の県との協議で、県土木の国枝副所長(当時)が言われました。

県としては、上位計画である「山県市都市計画」に基づいて、建設事業を進めるという立場ですと表明され、私が今後の「地元説明会」や山県市の「都市計画審議会」で現在の都市計画のままでやるという結論になって、市長から要望が出されれば今まで検討してきた「暫定2車線で4車線化」でやるのかという問いに対して、「県としては上位計画である都市計画に基づいて事業を進める立場なので、市長が要望を出されれば「暫定2車線、4車線化の方向で事業を検討し進める」と発言されました。同席した中川県議、

玉井氏も確認をしています。この副所長の発言の後に、あわてて県土整備部道路建設課の幹線道路企画監の加藤氏が横から「仮定の話にはお答えすることはできません。」と言われました。印象的な発言でした。県の議事録には加藤氏の発言しか記載がありません。

また、11月13日の県土木の土屋課長、児島係長らによる「桜尾、大桑の自治会長対象の説明会」(伊佐美自治会長の報告書を頂きました)においても、県は「完成2車線計画での事業説明を平成31年1月に行なったが、山県市の要望があれば4車線計画で事業を行うことを検討する」と説明しており、当時この情報も10月24日の県との協議内容と合致するものと確認をしています。

質問5

資料3(山県市民報 No.56)

H30年国はバイパスを片側2車線で東海環状西廻りに合わせ整備する「補助事業」に採択しました

(市長意見)

・片側2車線で「補助事業」を採択した事実関係を説明してください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

令和元年10月24日の私と県の協議の中で、国道256号の山県インター以北については、平成30年度に国の補助事業として認可され、東海環状西回り完成と同時完成をめざして建設することになったと言われました。県土木からもらった「仮)高富IC以北について完成4車線から完成2車線へ変更した経緯」の資料にも平成30年までは4車線(完成4車線、暫定2車線)で進めています。

今回の県からの説明者の要請に書いた内容に対する令和2年10月12日の県土木事務所道路課長の「国への予算要求」についての説明文書でも、平成30年度までは4車線として事業を進めていることを認めています。

質問6

資料4(8月25日 地元説明会開催案内チラシ)

国が4車線で2024年度の西廻り完成にあわせて道路予算をつけたのに、2車線に狭くして残りのお金を返します。その理由は美山地域がこれからも人口が減って、交通量も減るからと市長はいいます

(市長意見)

①県はもともと2車線で予算要求をしているのに対して、お金を返す事実もないなか、 なにをもってこのような記述をしているのか事実関係を教えてください。

②予算を減額している事実もないなか、減額理由は市長が美山の人口減少により交通量が減るからと説明している事実関係を教えてください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

私は県土木にもらった時系列の表から「都市計画4車線の道路だから、2車線になれば単純に事業費が不用になり、返すことになる。」との認識で書いています。令和元年1月6日に情報開示されたカラー工程表では、最低所要額(工事費・用補費・その他)21億2100万円、最大執行可能額(工事費・用補費・その他)26億2100万円との費用総額が記載されています。

市長が美山の人口が減るから「完成2車線でいい」と言われるので工事費は安くなり、最終バイパス工事が完了すれば予定額30億円には「不用額」がでると考えられます。

地元説明会では、認識を裏付けるように、市民の方からの質問に、県が30億円の補助事業であること。4車線を2車線にすれば70%の費用になるとの説明がありました

「県は完成2車線で予算要求している」という市長の話は「うちの課長から聞いた。」と言われました。10月7日の市長・浅井理事との話し合いの中で、浅井理事は「県は2車線で道路事業の予算要求をしており、それが完成2車線か暫定2車線かということではなく、2車線の道路整備事業だ。」とおっしゃり、市長が言われる完成2車線で予算要求しているとは言われませんでした。翌日浅井理事は「完成2車線で要求しているか、暫定2車線で要求しているかはわからない。」とおっしゃいました。

質問7

資料5(国道256号を考える会チラシ)

本巣市国道157号同じアクセス道路を4車線で整備

(市長意見)

・本巣市国道157号については、本巣インターの接続部から200m区間のみが片側2車線になっていますが、4車線整備を実施している事実はありません。何をもってこのような記述をしているのか事実関係を教えてください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

国道256号を考える会のチラシですが、代表の玉井氏と再確認の上お答えしています。

この場所は糸貫インター線アクセス道路「国道157号三橋工区」として令和3年共用予定で進められている事業です。ほぼ完成に近づいています。

本巣縦貫道(国道157号)と東海環状糸貫ICの交差するところから、長良糸貫線(4車線)と本巣縦貫道(国道157号)が交差する間の500メートルの区間を、東海環状自動車道アクセス道路として整備をしています。全体事業費は10億円です。

質問8

資料6(国道256号を考える会 9月24日チラシ)

県 市長さんが4車線でといわれればその方向で・・・

(市長意見)

・県が4車線でといわれればその方向でといった事実関係を説明してください。

(福井議員回答)

※事実関係を簡潔に回答願います。

質問4に対する回答と同じです。

議会事務局長様

質問に対する回答を書いていての意見です。

  • そもそもこれらは、この間の議会でのやり取りの内容ばかりです。今回このような「議員協議会」の場でやり取りするものではないと思います。今回、私は対応に応じましたが、各議員が市長に対する「批判的な意見」をのべたら、その議員に対する集中砲火的な場を設けるようなこと自体に疑問を呈します。若い議員なら委縮効果を持つかもしれません。
  • 市長と私の間で議論する場を持つことには何ら問題はありません。山県市の発展のために、お互いに協議することは重要だと考えています。いい施策には賛成もしてきましたし提案もしています。この点については積極的に行ないたいと考えます。

 

  • 議員協議会の召集案内が内容もわからずに先に送付され、当事者になる私には召集案内を発送する前に一言もない、了解もないこの運営のやり方は異常だと言わざるを得ません。議長の対応にも問題を感じます。

 

  • その他、この間の市長の議会での答弁に関しては、12月市議会で取り上げます。

以上です。

2020年10月14日 20時20分

市議会議員 福井一徳

この文書は「市長の質問に対する回答書」に添付したものです。今回の「議員協議会」の

持ち方についての意見表明を行ったものです。この回答書は一問目の一部を読みやすいように改行などを加えてあります。内容の変更はありません。

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